イギリスでの生活

ここではみなさんの生活が少しでも楽になるよう便利だと思われるものをご紹介ます。

 

・イギリスでの銀行口座開設

携帯電話を購入する

部屋探し(ホームステイや寮滞在後)

仕事探し

ナショナルインシュランスナンバーの申請

スーパーやドラッグストア+メンバーズカード 

 

イギリスでの銀行口座開設

長期留学で銀行口座開設を希望される場合は、語学学校から在学証明書を発行してもらいましょう。

パスポート、現住所(ホームステイなど)、在学証明書以外の書類は銀行によって異なります。

銀行によっては仕事がないと開設できないことや、滞在期間が半年未満の場合は断られることもあります。

 

比較的開きやすい銀行:Metro Bank, Lloyds TSBBarclays 、HSBC, Monzo

※口座管理費がかかる銀行もあるので確認しましょう。 

 海外でもお金を下ろせるキャッシュカードを用意して出発しましょう。

 

携帯電話を購入する

携帯電話には大まかに分けて2種類あります。

 

Pay As You Go:プリペイド式で短期滞在でも簡単に購入できます。

 

Pay Monthly:日本のようにパッケージ代が毎月、指定口座あるいはクレジットカードから引き落とされます。

ほとんどが年単位での契約なので、長期滞在の方におススメします。

 

 

<手続きに必要なもの>

・ID(パスポートなど)

・住所

 

※携帯販売会社によってはクレジットカードと現金での購入額、手続きに必要なものが異なることがあります。

※おススメの通信会社:3、EE、Giff Gaffなど

 

Hint!

日本でご利用の携帯電話機をイギリスでも使用される場合は、出発前に携帯電話のSim解除をしておき、こちらでSimカードを購入して日本の携帯電話に挿入すると、電話機は日本のもの、電話番号はイギリスのものとなります。

 

※契約されている携帯電話会社に相談せずにSim解除をすると、契約違反になったり罰金を課さられたりするので、必ず確認してからにしましょう。

 

部屋探し

長期留学やワーキングホリデーの方はホームステイや寮滞在の後に自力で部屋探しをすることもあるでしょう。

気に入った物件が見つかったら即入居!ということも多々あります。早く決めてしまうと入居日までの家賃を日割りで払うことがほとんどなのであまり急いで決めない方がいいでしょう。

 

1ヶ月前は情報収集に徹し、本格的に探し始めるのは2週間前からがいいでしょう。

「住むところがなくなった!」ということになっても、ホステルに滞在しながらアパート探しをすることもできます。

 

外国人で1年未満の滞在の場合は、フラットシェアまたはハウスシェアで、部屋は別々でお風呂やキッチンは共同、といった形式が手続き上、簡単です。

 

<部屋探しのための用語>

Flat:アパート

Studio:ワンルームタイプの部屋

Council Tax:住民税。週21時間以上勉強している学生は払わなくてもいいのですが、手続きが面倒なので学生、社会人の別に関係なく、徴収されるのがほとんどです。※パスポートに「No recourse to public fund」と記載がある場合は特にですが、免除の対象にならないことも多い。どうしても払いたくない場合は、管轄のカウンシルに相談しましょう。

 

Deposit:敷金

Calendar month:1ヶ月

pcm:Per calendar monthの略で文字通り1か月ごと

Per monthとなっていても4週間の場合があります。カレンダーマンスがいわゆる1ヶ月(2月を除いて30日または31日)です。

※Per week(週ごと)の料金が記載されていても、次ごとに支払うこともあります。

その場合は次のような計算になることが多いです。

例)週£120の場合は1年52週間なので、£120×52週間÷12か月=£520 

毎月£520を払う

 

Bill:請求書(部屋の広告の場合は光熱費、水道代、その他発生するであろう単純な部屋代以外のことです)

IncまたはInclude:込み

ExclまたはExclude:別

Viewing:部屋を見ること(見せること)

 

 

<探し方>

方法はいろいろありますし、媒体もありますがいくつかご紹介します。

 

1.日本語で

・ MixB という日本語サイトを利用する

 ライスワイン(ソーホーにある日本食雑貨屋さん)で張り紙チェック 

  日本語の通じる不動産屋※外国長期滞在初心者で英語が心配な方や、お財布に余裕がある人にはピッタリ。大家さんと問題があれば仲介もしてくれます。   

 

2.英語で

・ SpareRoom.comStart your search nowの下にある空欄に希望するエリアの名前またはポストコードなどを入力してSearch nowをクリック。

  次に出てくるページには部屋の情報などがでてきますが、左手のAdvanced Searchでもう少し細かな条件を設定して検索することができます。 

 

3. 友達、学校経由:個人的には友達からの紹介が一番、おススメです。友達から難点も含めて正直な住み心地などを聞けると思うので安心ではないでしょうか。

      友達にから紹介してもらう

      学校の掲示板を利用する

 

お部屋見学の予約をとる

広告で気に入ったものがあったら、即電話。まだ、空きがあるか確認してあれば、アポイントを取って見に行きましょう。

I saw your advert(またはAdAdvertisementの略です) and wonder if the room is still available.

(広告を見たのですが、その部屋はまだ空いていますか?)

I would like to have a look ”(お部屋を見せてください。)、”I would like to arrange a vewing”といった感じです。

出発前に交流センターの手供する英会話で十分練習してきてください。 

 

部屋を見せてもらうときの注意点

1. BillCouncil Taxが込みか別か確認

2. 何人で住んでいるか、その人たちの性別なども確認

3. 前の人たちはどれくらいの期間住んでいたのか確認

 

4.(可能であれば)一緒に住むであろう人たちに住み心地を聞く

5  Depositの金額(相場としては部屋代×4週間)の確認

  ※大家さんの希望する日よりも1週間以上後に入居する場合、大家さんの希望日と自分の入居希望日の間も家賃が発生するのか, 発生するならそれはいくらか、を確認しましょう。

6  最初に払う金額の確認(相場としては、Deposit4週間分または5週間分)

 

7. 部屋代の支払いは週ごとか、月ごとか 

  ※£150/week(週£100)とあっても毎週£150の支払いではなく、

  £150x52週間(365÷7で算出した1年の週数)=£7800

  £7800÷12ヶ月=650で毎月£650を支払う、ということもあります。

 

8  支払ったら領収書(簡単な紙でいいので)と証明をもらう

  ※これは毎週、あるいは毎月、支払うごとに領収書をもらうことをおススメいたします。

9  出るときは何週間前までに告知(Notice)するか確認

 

10 契約する時にはその内容と署名(自分と大家さん)をもらい自分用にコピーをもらう

11 できれば友達に付き添ってもらう(特に女性)

12. 学校、ホームステイ、友達に気になるエリアの治安等を確認する

 

仕事探し

ワーキングホリデーやTier4の学生ビザをお持ちの方(語学学校で取得したShort-term Student Visaでの就労は不可です)は仕事探しに挑戦してみましょう。

ロンドンでの仕事探しはちょっとした要領と度胸です。英語に自信がないので見つからないかも、と相談を頂くこともありますが

日本食レストランや日本食材店など日本語ができることが強みとなる職場もあります。

また、「英語を使わなくなるので、日本食レストランだけは嫌」というご意見もよく聞きますが、特にロンドン中心地のレストランのウエイターや

ウエイトレスであれば、観光客や職場が近くだという人がランチや商談でやってきますので、英語を使います。

また使えた方がチップの額も増えるので英語はできた方が得です。

自信がない方は最初は「これならできるかも」という仕事をしつつ、自信がついてきたら「これをやってみたい」と興味のある仕事を探すのもいいかもしれません。

 

  

仕事の探し方:

・日本語情報サイトMixBジャーニーなど)

・日本語情報誌の求人欄(週間ジャーニーなど)

・日系のお店の告知版(ジャパンセンター、ライスワインなど)

・派遣会社(People FirstAccess AppointmentsJAC RecruitmentCentre Peopleなど)に登録する

・お店の窓や入口の張り紙

・会社のホームページの求人欄(CareerWorking for usという欄をチェックしましょう)

 

履歴書作成:

履歴書はCVCurriculum Vistae)と呼ばれています。日本の方に決まった形式はなく、個人で作成します。

基本的にA4サイズで1枚、多くても2枚以内にまとめましょう。英文履歴書はここ数年、23色を利用して見た目が美しく、わかりやすいものが主流。

また顔写真の添付には賛否両論ありますが、基本的に顔写真と生年月日の記載はしないのが主流となっています。

 

履歴書に含める内容としては、名前、連絡先(住所、電話番号、メールアドレスなど)、学歴、職歴、スキルなどです。

スキルですが、これはパソコン、免許などはもちろんですが、以前に営業職や接客経験のある方であれば「People Skill」といって

コミュニケーション能力を書き添えましょう。

して日本人の作成する履歴書に不足しがちなのが自分の仕事に対する姿勢などを簡潔にまとめたPersonal Statementです。 

 

ロンドンスタッフの個人的なお薦めのサンプルはこちらで確認できます⇒クリック

画面左側のView Our C.V.sをクリックすると同じ人の同じ内容の履歴書を数種類の異なるパターンで見ることができます。

 

気に行ったものがあればそれを参考に自分のものを作成してみましょう。

 

ナショナルインシュランス(NI)ナンバー取得

ナショナルインシュランス(NI)取得はオンラインで行います。

 

Apply for National Insurance Number

 

下記を用意して「Apply Online」をクリックして申請開始 

1.身分証明書 

・パスポート 

・バイオメトリック・レジデンス・パミット(BRP) 

 

2.身分証明として利用するものを手に持っている自分の写真 

 

NIを取得したら、既にアルバイトを始めている場合は直ちに雇用主に報告しましょう。 

NIを無事取得した際には、通常、番号がプリントされたプラスチック製のカードも送られてきます。 

申請してから番号を取得するまで4週間程度かかります。 

  

 

※  代理店が代行でナショナルインシュランスナンバーを取ってくれることがありますが、手数料が発生しますのでご確認ください。 

 

ナショナルインシュランス(NI)ナンバーは国民保険番号です。働く場合には必要になりますが、仕事が見つかる前でも申請できますし、申請中でも仕事を得ることができます。

 

オンラインで入力する内容

 

・イギリスで仕事をしているか、または探しているか

・氏名とスペル ※パスポート通りのもの

・性別

・生年月日

・国籍

・イギリス生まれのイギリス育ちであるか

・イギリスへの入国日 

・イギリスの住所

・その住所へ郵便物を送付できるか

・メールアドレス

・BRPを持っているか

・身分証明書のアップロード

※パスポートの顔写真、署名のあるページの写真を撮影

※パスポートの顔写真のページを開いて顔の横に置いて写真撮影。

この際にパスポートが顔にかからないよう注意

 

入力内容を確認したら、I have read and understand the information on this page(このページにある内容を読み、理解しました)にチェックを入れて、Accept and Sendをクリック。

 

メールに送られてくるReference Numberを保管しましょう。

 

問い合わせが必要という場合にはこのReference Numberが必要になります。

 

 

 

スーパーマーケットやドラッグストア+メンバーズカード

寮滞在をされる方や長期滞在で途中から自炊をされる方にとっては日常生活の一部となるスーパーマーケット。

そして短期滞在の方でも、安価なお土産としてちょっとチョコレートやビスケットを買いたい、

あるいは風邪をひいたので風邪薬が欲しい、といったことがあると思います。

 

ここではスーパーマーケットやドラッグストア、そしてそれらのお店のメンバーズカードもご紹介します。

どこもかしこも、メンバーズカード(Loyality Card)があるので、アプリをお勧めします。

 

スーパー

Tesco (Tesco Club Card):イギリス国内にたくさんあるスーパーマーケット。食品や洋服、日用雑貨以外に、Tesco Metro呼ばれる大型店舗では家具や電気製品等も売られ、規模の小さい店舗はTesco Expressと呼ばれ営業時間が長い、など種類を分けて営業しています。

テスコクラブカードは£11ポイントで3カ月おきくらいにポイント分の割引券が、12カ月毎に割引のクーポンが自宅に送られてきます。

 

Sainsbury's  (Nectar Card)セインズベリーズもテスコと同じく、幅広い品揃えで安価に提供しています。

 ネクターカードはセインズベリーズだけではなくArgos(カタログ販売店)でもポイントがつきます。

 

Asda: 食品、衣料品、日用雑貨などが他のスーパーよりも安価に手に入ります。ポイントカードはStar Productsに指定された商品は割引があり、Super Starに指定された商品は他の商品よりも高いポイントがつきます。オンラインやお店での買い物の際にポイントを使うことができます。

 

Morrison's : 値段的にはテスコとアズダの間くらい。モリソンズではMorrisons More Cardがあります。

 

Marks & Spencer (Sparks loyalty Card): 略してM&S。大きな店舗のところだとスーパーというよりはデパートに近い。

テスコやセインズベリーズに比べると割高。ただし、2人分のメイン、付け合わせ、デザート、ワイン一本を指定された種類の中から選べて£12Dine for 2お友達が急に来ることになった、でも作るのは面倒、という時にはお役立ちでは。

ちなみにテスコやセインズベリーでも同じようなDine for 2があります。

 

Waitrose (Waitrose Card)M&Sよりも高い自然志向のお店。ただお肉や魚は他のスーパーよりもうんと新鮮(な見た目)なので安心して新鮮なものを食べたい方にはお勧め。チャールズ皇太子がチャリティ目的で経営しているDuchy Originalsの食品を購入することができます。ウェイトローズカードというものがあり、持っていると無料のコーヒーまたは紅茶が飲めたり、お買い物が10%オフになったり、ウェイトローズ発行の雑誌が無料でもらえたりします。定期定期に割引クーポンが送られてきます。

 

Co-operative Food(Co-op Card): 略してコープ。テスコやセインズベリーズに比べると品揃えはよくないし、比較的高いですが田舎で他にスーパーがないようなところにもあり、そんなところでさえ営業時間が長いので他に選択肢がない時に便利。

ポイントカードはありますが、正直、使いにくいです。

 

他にはLidolAddiといったドイツ系のスーパーがあり、他のスーパーに比べると規模は小さめですがヨーロッパ大陸からの食品が他よりも安価に手に入ります。

 

 

ドラッグストア

Boots(Priority Card): ブーツはロンドン中心地だけでもたくさんあります。処方箋が必要な薬の販売はもちろん、常備薬、ビタミン剤、シャンプーやボディソープなど以外に、自社ブランドからみんなが知ってる有名どころのコスメ、雑誌、サンドイッチや飲み物、そして規模の大きな店舗になると目の検診+メガネ作り、赤ちゃん用品、写真現像と幅広く提供。ポイントカードは時々、ポイントが2倍になる特定の商品を購入するとエキストラポイントがもらえる、などのキャンペーンを行っているのでポイントがためやすい。ポイントは好きな時に金額に換算してその分が割引となる。

 

Superdrug:スーパードラッグはブーツと似ていますが、安価なコスメが多く、比較的、若い女性向けといった感じです。 

 

他にLloydsなどの薬局があります。